Antonio Carlos Jobim「em Minas ao vivo, piano e voz」

bergk2005-02-17

前にすこし書いたのですが、トム・ジョビンの発掘されたライブ音源「em Minas ao vivo piano e voz」を入手。ここ最近毎日聴いています。ジョビンの作品はオーケストラが絡むことが多いのですが、これはピアノだけの弾き語りです。ライブ盤なのでMCや拍手が入ります。これを良いと思うか、悪いと思うかは人それぞれだと思いますが、僕には拍手が余計でした。BGMとしてより、スピーカーの前でジックリ耳を傾けたい作品です。
曲は、どれもジョビン特有のヘタウマな歌。危うげな調子なのに素晴らしい、作曲者しかできない技。特に、2曲目「Samba de uma nota so」と6曲目「Agua de beber」のスキャット部分は必聴(微妙にピアノ間違える)。楽譜どおりのジョビンの曲に慣れた耳には新鮮に響きます。中級者向け。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=825869&GOODS_SORT_CD=101