ブックバトン(Book Baton)

id:kobayasiくんからブックバトンをまわしてもらいました。いろいろ悩んだ末、僕の人生においてキッカケとなった本という基準で選考。よって、必然的に子供時代〜高校時代に読んだ本が多くなってしまいました。

1. 持っている本の冊数
不明。ほとんどが研究書と論文のコピー。引っ越して、だいぶ楽になりました。

2.今読みかけの本 or 読もうと思っている本
『ドイツ人がみた日本:ドイツ人の日本観に関する史的研究』中埜芳之著. 東京:三修社. 2005.
アイヌ聞取書』河野常吉編【『アイヌ史資料集』(第二期)第7巻】. 札幌:北海道出版企画センター. 1984.
アイヌの神揺』久保寺逸彦編著. 東京:草風館. 2004.
『Anthropology and Antihumanism in Imperial Germany』Zimmerman , Andrew. Chicago: The University of Chicago Press. 2001.
いつも給食の三角食べのように、数冊を平行して読みます。

3.最後に買った本(既読、未読問わず)
上の『ドイツ人がみた日本:ドイツ人の日本観に関する史的研究』中埜芳之著

4.特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

おおきな木

おおきな木

たぶん最初に感動した本(絵本)。幼稚園のころ読みました。本の裏側にタコ坊主みたいな作者の顔がアップで載っており、怖くて裏を見られなかった記憶があります。先日、本屋で発見し裏をみたら、彼、まだそこにいました。やっぱり怖かった…。大人になって読むと、これまた結構深い。

海底二万マイル (ポプラ社文庫)

海底二万マイル (ポプラ社文庫)

本の楽しさを知った本。読んだのは、たぶん小学1、2年生のころで、子供向けバージョンだったと思います(リンクと同書かは失念)。「大タコとの戦い」と「潜水艦内での食事」の部分に異常に興奮。今でも「潜水艦」と聞くとワクワクするのは、おそらく、この本のせいです。

図説 エスキモーの民族誌―極北に生きる人びとの歴史・生活・文化

図説 エスキモーの民族誌―極北に生きる人びとの歴史・生活・文化

人類学を志すキッカケになった本。高校2年のときに読みました。いわゆる「伝統的」な民族誌ですが、一般向けに書かれた本。写真や図が豊富。後に筆者タイガー・バーチ先生と会ったときは、メチャクチャ感動しました(超マニアックな自慢)。

日本の川を旅する―カヌー単独行 (新潮文庫)

日本の川を旅する―カヌー単独行 (新潮文庫)

 カヌーを始めるキッカケになった本。高校2年のとき、学校の図書館にある「先輩達の本コーナー」で見つけました。彼の考え方にかなり影響されました。高校時代、この価値観を共有できる友人はいませんでしたが、大学で同志に出会うことが出来ました。

千年の愉楽 (河出文庫―BUNGEI Collection)

千年の愉楽 (河出文庫―BUNGEI Collection)

 僕の最も好きな作家、熊野マニアを志すキッカケになった本。彼の作品は、全部好きですが、これはその魅力のエッセンスが詰まっています。付録で家系図が付くほど血縁関係が複雑な作品が多いなか、これはその必要がありません。現代の神話化に成功した傑作。

5.次にまわす人5人まで
前回と同じで。気が向いたらお願いします。とりあえずパス。
id:nabre, id:kukiko, kasumi さん