セレブの子育て

　世のセレブブームは一段落したのでしょうか。セレブブームの核心は、サーヤのようになりたいのではなく、「金持ちっぽく見えること」。世の中全体がそうですが、このブームに乗った人はたいてい、子供がいても自分にお金をかけたい傾向があるようです。しかし、あくまで「っぽい」ですから実生活はそうも行きません。やはり子供はお金が掛かります。また、自分だけセレブ風でも子供の一言でボロが出たら意味がありません。そんな未来のセレブママに朗報。子供を味方につける良いアイディアがあります。
　高級な食べ物の名前を教えるときに、その名詞の頭に「マタ」という接頭辞を付け一つの単語として教え込むのです。たとえば、セレブっぷりを競っているライバルママの家に子供と一緒に遊びにいったとします。ホスト側のママが勝負をかけてメロンを出してきます。すると子供がこういいます「わ〜、マタメロンか〜」。ライバルママは子供の何気ないこの一言にヒキツり、あなたは心のなかでセレブ勝利宣言をするでしょう。
　「マタステーキ」「マタキャビア」「マタスキヤキ」「マタお寿司」など高級な食品には全て「マタ」をつけて教え込みましょう。応用編として、「コレガラーメン」「コレガカレー」など庶民の食べ物には「コレガ」を付けるのも良いでしょう。