今さらながら

bergk2005-01-11

今さらながらロモ(Lomo)が欲しい。ロモとは、その写りの独特さから数年前に大ブームを起こしたロシア製カメラです。ブームの担い手は、いわゆるオシャレさん。「何気ない日常を切りとる」という、あやふやなモットーもと、一時期もてはやされました。このカメラの特徴は、第一に失敗が非常に多いということです。撮影枚数の一割が見れれば成功というシロモノ。本来はちゃんとしたマニュアルカメラなので、焦点距離シャッタースピードなどを正確に合わせればマトモに写るらしいですが、あえてハズして撮るのが「正しい」使い方のようです。ロモに対して僕はずっと鶴太郎の絵に対する時と同じスタンスを取り続けていました。が、ここ最近やっぱり良いのでは、、、、と血迷い中。
 僕は、普段はデジタル一眼レフを使っています。研究用なので、ちゃんと映ってもらわないと困るし、これはこれで満足です。ただ、「味のある」写真を撮ろうと思うと、今のところデジタルカメラは解像度至上主義、銀塩カメラのようなレンズによって個性がでることはほとんどありません。さて、どうしたものか?
そんなある日、フォトショッププラグインでフツーの写真をロモ風に加工できるソフトを発見しました。以下の画像は、そのソフトで加工したものです(加工前&加工後)。僕の感想では、かなり近いとはいえ、やはり本物には勝てないと思いました。現像代がかさむ(しかも失敗ばかり)という大問題があるにも関わらず、物欲上昇中。早くこの夢(物欲)覚めて欲しい。さもないと、近いうちに買ってしまいそう(お金があれば)。


ロモの代表的なHP
http://www.lomography.jp/lomography/