子供の衝動

bergk2005-01-12

ここ最近、洗濯機の調子がおかしい。脱水時にガコンガコンと異音がする。一度に洗う量を抑えることで、なんとか騙し騙し使っているが、時間の問題だろう。そんなこともあって、電機屋に行ったときは洗濯機コーナーを覗くようになった。
最近の流行は、ドラム(洗濯物を入れる所)が「斜め」になっているタイプのようだ。確かにドラムを傾けることにより「洗濯物が取り出しやすくなる」「節水」「グット・デザイン」など様々なメリットが生まれる。
しかし、このタイプの洗濯機を開発したメーカーはひとつ重要なことを見逃しているように思われる。それは僕の第一印象でもあるのだが、「なかに入りたい!」という衝動である。この魅力を阻止したのは、自分の場合、「身体の大きさ」という物理的理由だけだった。自分が、子供だったら絶対に入る。かくれんぼに最適だし、窓が付いているタイプなんて、まるでロボットのコックピットのようだ。さらに、回せばメリーゴーランド。La La La ラ〜ブ、ラ〜ブソ〜ング♪とFunkyに口ずさむことは許されたい。
ネコを電子レンジに入れて裁判を起こされる現代。このタイプの洗濯機を販売するメーカーは、子供(人間)の説明しがたい衝動を少し甘くみてはいないだろうか?
余談だが、この文章を書くとき、何度も「センタッキ」とタイプしてしまい変換できなかった。日本語の問題としても興味深い。
※画像はイメージです。本商品を批判したものではありません。