ロンドンの地下鉄

7月6日、2012年のオリンピックがロンドンに決定。「じゃ、ロンドンについてちょっと書こうかな」と思っていた矢先にテロ発生。しかも、ニュースを見ると地下鉄テロが起きた場所は、ロンドンにいる友人の家の近くみたい。映し出される景色にも見覚えがある。
 メール&電話の殺到が予想されたので、まず共通の友人へメールを送る。幸いにも、すでに連絡をとっており、事故当時は旅行中で不在だったとのこと。昨日、その本人からもメールをもらいました。無事だそうで、安心しました。でも、まだまだ大変そう。
 それにしても、あのロンドンの地下鉄(チューブ)で爆発が起こったことを考えるとゾッとします。駅の乗り換え連絡通路は迷路のようだし。外に出るのも「WAY OUT」という看板を探して行くも、右へ行ったり左へ行ったり。名古屋の地下鉄なら暗闇でも、なんとか出口へたどり着く自信がありますが、ロンドンでは全く自信ありません。
また、チューブというだけに、車体の断面は、穴に合わせてカマボコ形。電車と壁の隙間は何センチあるのでしょうか?あれじゃ、窓を割って外へ出られたとしても、太った人は壁と電車の間に挟まってしまったのでは?
 国内外問わず、都市を訪ねた観光客が最初に違和感を覚えるのが、その土地の鉄道。札幌の地下鉄は、チケットの裏表を正しく入れないとダメだとか。名古屋鉄道は、運転手が上から乗り降りするとか。東京の駅ホームで流れる妙なメロディーとか。ロンドンは有名な「路線図」と「ロゴ」くらいしか良いところが思いつきません(良いところがあればご教示ください)。観光客のメインの足になる地下鉄。オリンピックが決まったことだし、今こそ、安全性の確保、料金の適正化、すぐ故障しない、ストは極力やらないといった(あたりまえな)革新が必要に思います。テロに巻き込まれてしまった方々にお悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈りいたします。